タニタ食堂も
大ヒットしたレシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』のレシピを再現した定食が食べられるレストラン「タニタ食堂」が入るNTT東日本関東病院(東京・東五反田)。計測器メーカーのタニタは病気を未然に防ぐ「未病」を啓蒙(けいもう)しており、この考えに同病院が賛同、24年の病院の一部改装に合わせ、出店を依頼した。
レストランの入り口は一般に開放している中庭側にもあり、病院内を通らずに入ることもできる。窓から中庭が見渡せる店内は病院のレストランというより、街角のおしゃれなカフェといった雰囲気だ。「近隣の方の利用も多く、健康的でおいしいと好評。タニタ食堂での食事を楽しみに人間ドックを受けられた方もいました。春から夏は中庭の芝生のグリーンがきれいです」(同病院運営企画部の粟屋正信さん)
メニューは「日替わり定食(800円)」のみ。1食当たり約500キロカロリー、塩分約3グラムと普通の飲食店の定食に比べ、カロリー・塩分ともに少ないが、約200グラムの旬の野菜を使用しており、食べ応えは十分だ。午前10時45分から整理券を配布、定食がなくなり次第終了する。年末年始を除き、年中無休。