【著者は語る】タンタン整骨院院長・小林敬和氏 (2/2ページ)

　またウオーキングのような軽い運動や、自然の中で過ごす時間も大切です。今、パワースポットとして神社を訪れる人が増えていますが、そういった場所の木々の間をゆったり歩くと気のめぐりがよくなり、自律神経が整います。

　ぼくがこの本を書いたのは、腰痛を治すためだけでなく、心と体を総合的に見るような健康法を紹介したかったからです。腰を根本から改善すると全身にいい変化が続々と起こります。免疫力の向上、アンチエイジング、ひいては集中力が増すことで仕事や勉強の効率アップなど、まさに心と体はひとつなのです。

　そして、腰痛改善を最終的な目標にせず「治ったら何がしたいか」考えてください。そういった心のハリはあなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。（６３７円　三笠書房）

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【プロフィル】小林敬和

　こばやし・のりかず　タンタン整骨院院長。メディカルＫグループ代表。柔道整復師。頸椎（けいつい）セラピスト（頭痛治療）。腰痛全般はもちろん頭痛・関節痛などの患者と向き合い「深層筋活性化療法（ＩＡＴ）」という伝統のある手技療法を中心とした施術を行っている。

　ｈｔｔｐ：／／ｔａｎｔａｎ－ｓｅｉｋｏｔｓｕｉｎ．ｎｅｔ／