今春採用された26年卒の先輩の例を、リクルートキャリア就職みらい研究所の『就職白書2014』から見てみましょう。卒業年の1月時点で、全体の4割もの企業で、採用予定数が計画に対して未充足、採用難といえる状況になっています(「計画より若干少ない」「かなり少ない」「現在選考中につき、未定」と回答した企業を合計)。
従業員規模別に見ると、求人倍率の高い5千人以上の超大手企業の未充足率は32・3%で、他の規模の企業に比べて低くなっています。業種別に見ると、求人倍率が高い業種ほど未充足の割合が高い傾向が鮮明です。求人倍率5・61倍の建設業では67・1%、同5・49倍の流通業では43・6%の企業が未充足であるのに対し、同0・22倍の金融業では未充足企業は30・7%にとどまります。
採用選考本格化前の倍率格差、需給バランスの偏りは、採用選考が進んだ約1年後でも十分に解消しているとはいえません。