日焼け止めで「紫外線対策」 効果出すために正しく使うことが大切 (2/3ページ)

2014.5.25 07:38

 UV-Aは、皮膚の奥、真皮にまで到達し、肌のハリや弾力を保つコラーゲン、コラーゲンをつなぐ繊維「エラスチン」にダメージを与える。長時間をかけてハリを失わせ、しわやたるみの原因となる。一方、主に表皮にダメージを与えるのがUV-B。短時間で赤みや炎症を引き起こす。原田さんは「UV-AもUV-Bもシミを作るメラノサイトに影響を与えます。肌の老化は加齢に加え、紫外線ダメージによる『光老化』も組み合わさって進行します」。

 市販されている日焼け止めには効果を表す「SPF」や「PA」という表示がされている。

 SPFは、UV-Bから肌を守る効果を表す指標。指標の数値が高いほど効果が高い。日本では50が最大で、50より効果が高い商品には「SPF50+」と表示される。「真夏では、何もしないと肌が焼けて色が変わり始めるまでに15~20分かかります。SPFは、肌が焼け始めるまでの時間が、何もしないでいる状態より何倍に延ばすかを表します」(原田さん)。ただ、効果はあくまで目安。汗で流れてしまうこともあれば、皮脂や手でこすって落ちてしまうこともある。原田さんは「効果を保つには2、3時間おきに塗り直すのがおすすめです」。

外勤の人やアウトドアの場合にはSPF50がいいという

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