年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は4日、2013年度の運用状況を公表した。資産運用で得た年間の収益額は国内外の株価上昇で10兆2207億円の黒字だった。増加額はGPIFが年金の自主運用を開始した01年度以降、2番目の大きさ。堅調な米国経済を背景に欧米株式が上昇し、外国株式が12年度末に比べ4兆7387億円増えた。
国内株式も景気回復による株価の値上がりで12年度より3兆1855億円増加した。資産の55%を占める国内債券は、昨年4月の日銀の大規模緩和直後の金利上昇に伴い国債価格が大幅下落したのが響き、3653億円増にとどまった。13年度末の運用資産の総額は年金特別会計への納付(2兆1116億円)などを差し引き、12年度より6兆1118億円増の126兆5771億円となった。