山梨・小淵沢のペンション「フィールド」に宿泊施設関係者が集い、地元野菜の試食会が開かれたのは7月2日でした。
八ケ岳の生産農家で野菜の無農薬栽培に取り組む「農業女子」の青柳美土里さんが育てた紫たまねぎやビートなど旬の野菜をカラフルで楽しい料理に仕上げるぺンションのシェフたち。料理が完成するたびに「キレイ!」「おいしい!」と歓声が響きます。
食のイベントや保育園、幼稚園で開かれる食育の体験学習にも積極的に参加する青柳さん。理由はシンプル。「一人でも多くの人に畑に関心を持ってもらいたいから」。みんなが野菜を育てるようになれば、食に関心を持つ人が増える、そうすれば一人ひとりがよく考え、食べ物を選ぶようになるはず。結局は価格で選ぶことになってしまう今のシステムと消費者の意識を変えたい、との思いからです。
青柳さんは農林水産省が農業の担い手として期待される女性を支援する「農業女子プロジェクト」のメンバーです。実は私、渡部もプロジェクトサポーターズの一人。そこで私は宣言します! 農業女子が増えていけば日本の農業を、食を変えるかもしれない、そう願って彼女たちを応援していく、と。
<プロフィル>
わたなべ・いくこ エフエム富士出身。現在はFM局で構成するJFNほか、TV、雑誌、ウェブでアウトドアと温泉の魅力を発信中
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