斉藤さんは「夢のようです。決してうまく打てたわけではないんですけど、それなりに一生懸命頑張って楽しくやれました。最後の大三元はもう流局になるんじゃないかと半ばあきらめていたんですけど、『あっ、ツモった』という感じでした。ラス→トップ→ラス→トップと、どうなるかと思いましたけど、うまくいきましたね」とホッとした表情。賞金500万円の使い道については「まだ決まっていませんけど、とりあえず、帰りの飛行機はいいクラスに乗ろうかなぁと…」。斉藤さんは昨年開催された第1回の大会にも参加したが、予選であえなく敗退したという。麻雀を打つのは週1回ぐらいのペース。「奥さんが一番喜んでくれるんじゃないでしょうかね。いつも、麻雀ばかりやっているので」と会心の笑顔を見せた。
この試合の模様はニコニコ生放送でも中継され、4万3601人が視聴。ハラハラドキドキの展開に8369件ものコメントが寄せられた。解説を務めた多井隆晴プロは「まるで漫画か映画のような展開。こんな好勝負はプロ同士の対局でもめったに見られない。そのまま映画化してもいいほどの面白い試合でした。解説をしていてここまで刺激されたのは初めてです」と絶賛。同じく解説の土田浩翔プロも「いいものを見させてもらいました。みなさんが勝者です。その中でも斉藤さんの大三元は非常にレベルの高いものです。まさに優勝にふさわしい戦いでした」と振り返った。
ユーザー対戦型オンライン麻雀ゲームサイト「Maru-Jan」(www.maru-jan.com)を運営する株式会社シグナルトークの栢孝文代表取締役も熱戦を見守り、「本当にこんな事があるんだろうかというようなドキドキする展開で、この動画をご覧になった方はラッキーだったと思います。これまでずっと第3回をやるかどうかをはっきり言っていなかったんですが、見ていて、これはもうやるしかないなと思いました。来年もやれるようにわれわれも努力していきます」と明言。2004年にスタートした「Maru-Jan」は、次々と新企画を打ち出しており、会員数はついに70万人を突破した。誰もが手軽に参加できる日本最大の麻雀選手権、来年もきっと、熱い戦いが繰り広げられることになるだろう。