あすから暮らしどう変わる? 「軽」増税、食品値上げ…家計の負担増加 (2/2ページ)

2015.3.31 06:24

 報酬改定により、8月からは一定の所得のある利用者は自己負担額が1割から2割に上がる。高齢化の進展に伴い、65歳以上の介護保険料は4月から月平均4972円から5550円程度に上昇する見込み。

 医療分野では15年度分から国民健康保険料の年間限度額が81万円から85万円に引き上げられる。

 また、4月1日以降に購入した新車の軽自動車税が増税され、自家乗用車は7200円から1万800円になる。自動車はエコカー減税の基準も厳格化され、新車購入時にかかる自動車取得税と車検時などにかかる自動車重量税の負担が、ガソリン車は大半の車種で増える見通しだ。

 食品関連の値上げも相次ぐ。牛乳、ヨーグルト、バターやチーズなど幅広い乳製品の出荷価格が引き上げられるほか、カゴメやキッコーマンがケチャップなどトマト加工品を4~13%値上げする。

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