【書評】『少年兵はなぜ故郷に火を放ったのか』宮本雅史・著

2015.5.30 05:00

 ■戦後70年 今もなお癒えぬ痕跡

 第二次大戦末期、沖縄に創設された大本営直轄の秘密部隊、護郷隊。この部隊には、約1000人にのぼる15~18歳の少年たちが召集されていたという。

 陸軍中野学校出身者の指揮の下、沖縄北部でのゲリラ戦に従事。侵攻する米軍を攪乱(かくらん)するため、生まれ育った村を焼き払い、学校を破壊した少年兵たちの胸に去来した思いは想像を絶する。

 故郷を護(まも)るとはどういうことか。国を護るとはどういうことか。

 戦後70年を迎えようとする今もなお癒えることのない痕跡を抱え、いまだにその答えを見いだせない関係者の思いを伝える。(1728円、KADOKAWA)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。