■戦後70年 今もなお癒えぬ痕跡
第二次大戦末期、沖縄に創設された大本営直轄の秘密部隊、護郷隊。この部隊には、約1000人にのぼる15~18歳の少年たちが召集されていたという。
陸軍中野学校出身者の指揮の下、沖縄北部でのゲリラ戦に従事。侵攻する米軍を攪乱(かくらん)するため、生まれ育った村を焼き払い、学校を破壊した少年兵たちの胸に去来した思いは想像を絶する。
故郷を護(まも)るとはどういうことか。国を護るとはどういうことか。
戦後70年を迎えようとする今もなお癒えることのない痕跡を抱え、いまだにその答えを見いだせない関係者の思いを伝える。(1728円、KADOKAWA)