地元の山口県健康福祉センターが主催する「未熟児学級」に参加。周囲に心ない言葉をかけられ、自分と同じような思いをしている人がいることを知り、平成20年にママネットを立ち上げた。早産児を持つ親が前向きに育児に取り組めるよう、情報発信などをしている。
具体的対策を
在胎40週前後の正期に生まれた新生児に比べ、早産児は呼吸などの機能が未熟で、RSウイルス感染症などの呼吸器疾患が重篤化しやすい。また、乳幼児期の成長も遅いことがある。
「江東豊洲 子育て&母乳育児を支援する会」代表で、昭和大学江東豊洲病院(東京都江東区)小児内科教授の水野克己さんによると、欧米の調査研究では、早産児は成長してから学習障害や合併疾患を発症するリスクが高いとの報告がある。音や光などの刺激に早くさらされることで、脳のストレス応答系が過剰反応する結果、学習障害などが起きる可能性が高まると考えられている。また、35週目以降に母体から与えられる脂肪酸や鉄などの栄養が不足してしまう。