記者会見する電機連合の有野正治中央執行委員長(左)と野中孝泰書記長=28日、横浜市【拡大】
だが、28日会見した有野正治中央執行委員長は「ベアでなければ、経済効果はない。実現できなければ、これまでの2年間の頑張りの意味がなくなる」と強気の姿勢を崩さなかった。
電機連合は、今春闘の統一要求で、ベアのほか、18歳見合いの最低賃金を現行水準から2000円引き上げ、16万500円とするよう改善を求める。若年層の収入の底上げを図るのが狙い。また、一時金は平均で年5カ月分、最低でも4カ月分の確保を目指す方針だ。