解答用紙を配られ試験開始を待つ受験生たち=1日午前、大阪府吹田市の関西大(恵守乾撮影)【拡大】
関西大、関西学院大、立命館大の一般入試が1日始まり、関西の私大入試が本格的にスタートした。大手予備校の河合塾によると、今年はここ数年続いていた理系重視の傾向が若干弱まり文系学部の人気が戻りつつあるという。
関大の千里山キャンパス(大阪府吹田市)では、文学部や社会学部など5学部に計4430人が志願。社会学部を志望している同市の高校3年生、木村百花(ももか)さん(17)は「第一志望なので絶対合格したい。今まで勉強してきたことを発揮すればいけると思う」と意気込みを語った。
関西を代表する私大「関関同立」が2月に行う一般入試の志願者数は、関大が前年比で約1%減り、関学大も約9%減少。同志社大は約2%、立命館大は約9%増加した。