【江藤詩文の世界鉄道旅】イスラエル鉄道(3)諸問題の断片を見せながら、列車は世界遺産を走る (2/2ページ)

2016.2.7 18:00

世界遺産バティール村を走るイスラエル鉄道

世界遺産バティール村を走るイスラエル鉄道【拡大】

  • 車窓にはこんな眺望が続く。もう少し窓がきれいだったらなぁ
  • バティール村の段々畑
  • エルサレム=マハ駅の駅舎。ここまでは撮影OK
  • プラットフォーム。このあたりの撮影の可否は警備員によるのかもしれない
  • 列車ではなくクルマの窓から撮影した分離壁

 ほとばしる水源に手をのばすと、足元に2匹の子犬がじゃれついてきた。まだ生後1カ月ほどだろうか。水がほしくてきゅんきゅん鳴くが、人々は目もくれない。「この水がなければ、こんなところで農業はできませんよ」。イスラエルとの間にある水問題だ。水資源が乏しいこの土地で、パレスチナ人の深刻な水不足は恒常的に続いているという。

 下から見上げたのと上から見下ろすの。視点を変えただけでずいぶん違う風景が見えるものだ。段々畑のその下を、6両編成のイスラエル鉄道はゆっくり横切っていった。

■取材協力:JICAパレスチナ事務所

■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。ブログはこちら

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。