「現代における紫外線の脅威とその最新対策」セミナー (1/3ページ)

2016.4.27 05:00

講演後にトークセッションする右から川島教授、市橋院長、ビーチバレーボール選手の坂口さん、菅山さん

講演後にトークセッションする右から川島教授、市橋院長、ビーチバレーボール選手の坂口さん、菅山さん【拡大】

  • 川島眞氏
  • 市橋正光氏
  • 菅山かおるさん(左)と坂口佳穂さん

 ■外からと体の内側からの“ダブルケア”が大事

 食品による紫外線対策の可能性をテーマにした「現代における紫外線の脅威とその最新対策」セミナーが、4月14日に東京都港区のグランドハイアット東京で開かれた。紫外線による「光老化」の驚異と予防の必要性について、東京女子医科大学皮膚科教授の川島眞氏が解説。コラーゲンペプチドおよびミルクセラミド入りヨーグルト摂取による紫外線対策について、再生未来クリニック神戸院長の市橋正光氏が研究成果を報告した。

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 □東京女子医科大学皮膚科 教授・川島眞氏

 ■皮膚がんの原因にもなる「光老化」

 過ごしやすい季節になり、レジャーやスポーツなど、屋外に出る機会も多いこの季節、紫外線は真夏の7、8月と変わらないレベルの高い量に達しているという。東京女子医科大学皮膚科教授の川島眞氏は、太陽光に含まれる赤外線や紫外線がもたらす皮膚への影響を解説し、しみやしわ、たるみ、皮膚がんの原因にもなる「光老化」の驚異について解説した。

 川島氏らが推進する「光老化啓発プロジェクト」が実施したアンケートによると、サンスクリーン効果を有する化粧品を日常的に使用しているのは女性でも24.4%に過ぎず、男性に至っては70.5%が日焼け止めを全く使用しないという結果が出ている。「光老化に対する意識を高め、SPF15以上、PA1+以上のサンスクリーン効果がある化粧品を日常的に継続使用することを推進していきたい」と、意識改革の必要性を強調する。

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