【書評】『映画の本の本II』重政隆文・著 痛快な語り口と厳しい論評

2016.4.30 05:00

 映画好き、本好きの著者が、主に21世紀になってから出版された数々の映画本を元に、その著者や映画関係者を切りまくる。痛快な語り口に引き込まれ800ページを一気に読み切ってしまった。

 製作、監督、興行などと章立てで論破しているが、特にテレビ局を中心に製作委員会方式で作られる邦画に対して手厳しい。「見応えのある作品には自然と観客が集まる」と書く本などは全否定している。

 著者は大阪芸術大学の教授で、映画は映画館で見ることを信条とする。映画を見もせずに論評することへの厳しい批判には、大いに共感を覚えた。(4212円、松本工房)

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