年金問題では、医療保険と介護保険、そして国民年金の3大国民保険を一体化する、スリーインワン保険(仮称)への統合を検討している。
現在、「将来年金がもらえないのではないか」「今の生活が大変だから」と国民年金保険料を納めない方が増え、4割近くが未納となっているが、統合が実現すれば、未納者は激減するだろう。合わせて事務経費なども軽減され財政再建にも役立つ。
「安全保障法制」では、自衛隊を海外に派遣する前の国会事前承認を発議したのが新党改革である。当初、政府の安保法案では、政府判断だけで自衛隊の海外派遣ができるようになっていた。そこで立憲主義に基づき、政府の暴走に「歯止め」をかけるルールをつくった。私どもの改革案を受け入れた自民、公明両党の寛容さも評価する。
◇
17日は幸福実現党を掲載します。
◇
【プロフィル】荒井広幸
あらい・ひろゆき 新党改革代表。自治政務次官、自民党副幹事長、同政調副会長、同総務部会長、新党日本幹事長、改革クラブ幹事長、新党改革幹事長などを歴任。早大社会科学部卒業。1987年4月、28歳で福島県議選に最年少当選。93年7月、衆院選で初当選。3期務めた後、2004年の参院選の比例代表で当選。現在2期目。58歳。福島県出身。