日本人の受動喫煙、肺がんリスク1・3倍 国立がん研究センター (2/2ページ)

 センターは受動喫煙とがんの関連を報告した国内研究のうち、配偶者や家族の喫煙と、発がん状況に関する9本の論文を分析。統合した相対リスクを算出した結果、受動喫煙で肺がんのリスクが1・28倍上昇することが分かった。

 これに伴い、センターは従来示している「日本人のためのがん予防法」で「他人のたばこの煙をできるだけ避ける」としていた表現から「できるだけ」を削除。努力目標から明確な目標に変更した。

 若尾文彦がん対策情報センター長は「世界の中で日本の対策が遅れていることを知った上で、室内での完全禁煙に向け、国民運動として受動喫煙対策を進めてほしい」と話している。