アマゾン読み放題サービスで一部配信停止 出版社反発「憤っている」 消費者置き去り「課題残す手法」 (3/3ページ)

アマゾンジャパンの担当者が手にする電子書籍端末「キンドル」の新モデル
アマゾンジャパンの担当者が手にする電子書籍端末「キンドル」の新モデル【拡大】

  • キンドルアンリミテッド

 電子書籍に限らず、圧倒的な市場シェアを背景にしたアマゾン流ビジネス。ITジャーナリストの宮脇睦さんは「利用者をないがしろにしているともいえる今回の事態は、消費者保護の観点から消費者庁がすぐにでも動くべき行為だ」と強く批判。福井弁護士も「アマゾンのような巨大な事業者には、公共性が求められることを意識してほしい」と話している。(石井健)

 「キンドル アンリミテッド」同様に、千円未満の月額料金を支払えば、提供されている全ての作品を自由に楽しめる”放題サービス”は、音楽の世界で先行して始まったコンテンツ配信の新しい潮流だ。

 書籍、雑誌の分野でも事業者が続々参入。NTTドコモが平成26年にスタートした「dマガジン」の会員数は300万人超。ヤフーの「ヤフーブックストア読み放題」、ソフトバンクの「ブック放題」などがしのぎを削っている。