だまされてはいけない! 貧乏老後に転落するかもしれない「大損する金融投資」 (1/4ページ)


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 定年退職を迎えると、退職金という形で2000万円、3000万円というまとまったお金を手にする。しかし、マイナス金利のあおりを受けて、預金していても利息は微々たるもの。そこで、つい手を出してしまうのが投資なのだが、そこには思わぬ落とし穴がいくつも待ち受けているのだ。

 「世帯主の年齢が50歳代の世帯のうち、33.0%が無貯蓄である」--。にわかには信じられない数字だが、これは金融広報中央委員会「会計の金融行動に関する世論調査(2013年)」で明らかになった真実なのだ。それだけに60歳の定年時に手に入れられる2000万~3000万円もの退職金は、まさに“恵みの雨”ということになる。

 それにもかかわらず、20年、30年と続く老後の生活を少しでも楽にしようと、退職金を元手に投資を考える人が少なからず現れる。確かに元手の金額が大きい分だけ、運用の選択肢は広がる。しかし、それは選択を誤る可能性も高まることを意味しているのだ。

 「世の中、そう美味しい話などない」とわかっていても、巧みなセールストークや、一見高そうな利回りの数字を見せられると、つい信じてしまうもの。でも、それで“虎の子”の退職金を失ったら、後は“貧乏老後”の道をころげ落ちるしかない。一口に投資といっても、債券、株式、不動産などさまざまで、リスクの高いものもあれば低いものもある。その一方で、金融機関や不動産業者からの電話やダイレクトメールでの勧誘もあれば、ネット上ではさまざまな投資情報が飛び交っている。

高利回りの外国債投信に潜む大損リスク

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