国土交通省が作成した、未認証チャイルドシートに注意を呼びかける動画。衝撃を受け、人形が大きく前に投げ出されている(ユーチューブから)【拡大】
メーカーが参加する業界団体「日本自動車部品工業会」によると、未認証チャイルドシートの販売はネット上で3、4年前から確認されるようになった。「持ち運びに便利」などとうたい、多くは中国製とみられている。認証マークがあるチャイルドシートは開発費などがかかるため1万円前後で販売されているが、未認証製品の価格は3000円前後が多い。チャイルドシートは国内で年間100万台程度出荷されているが、未認証製品の流通実態は不明だという。
国交省は消費者に注意を喚起するため、実験の様子などを撮影した動画を作成し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。