ユーザーから熱い支持を得ているNikon D850 スペシャルコンテンツに込めた想い

 昨秋の発売以来、プロからもアマチュアの写真愛好家からも熱い支持を得ているニコンのデジタル一眼レフカメラ「D850」。この半年あまりで国内外の様々な賞に輝き、5月21日には、歴史ある賞のひとつであるカメラ記者クラブが主催する「カメラグランプリ2018」で、一般ユーザーの投票により決定する「あなたが選ぶベストカメラ賞」と、カメラ記者クラブ会員が選ぶ「カメラ記者クラブ賞」に選ばれた。

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 株式会社ニコンイメージングジャパン執行役員マーケティング本部長の上村公人氏は、数々の受賞について「ミラーレス機が注目されるなか、非常にうれしいですね。技術的に評価いただいているのもそうですが、カメラ雑誌やオンラインで選んで頂く賞については、ユーザーの方々のご支持がなければ獲れません。わざわざボート(投票)してくださることは本当にありがたいことです」と、喜びをかみしめるように話す。

 販売面でも好調が続く。2017年度下半期(17年10月~18年3月)の「レンズ交換式フルサイズカメラ」モデル別販売シェア 量販店でトップを記録した※。もともとD850は、製品の良さをじっくりと伝え、時間をかけて販売していく戦略だったが、ふたを開ければ、評判が評判を呼び、当初の販売計画の2倍以上という売れ行きが続く。

 D850を手にする株式会社ニコンイメージングジャパン執行役員マーケティング本部長の上村公人氏

 D850を手にする株式会社ニコンイメージングジャパン執行役員マーケティング本部長の上村公人氏

 ボディーだけでおよそ40万円(オープン価格)もするハイエンド機がここまで売れているのは、高画素モデルでありながら高速連続撮影や高感度性能を兼ね備えた完成度の高さが、ユーザーの心をつかんだからだろう。4575万画素が生む高精細画質、優れたオートフォーカス(AF)性能、秒間7コマ(マルチパワーバッテリーパックMB-D18とLi-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL18bまたはEN-EL18a使用時は秒間9コマ)という高速連続撮影機能など、基本スペックが非常に優れている。

 操作性が抜群という要素も大きい。画像モニターがニコンFXフォーマットでは初の「タッチパネル対応・チルト式」となったほか、快適な暗所撮影を可能にする「ボタンイルミネーション」機能なども搭載した。グリップも改良されており、手に馴染んで機体の重さを感じにくい仕上がりとなっている。

 チルト機構、タッチパネルを採用した画像モニター

 チルト機構、タッチパネルを採用した画像モニター

 暗所での撮影をサポートするボタンイルミネーション

 暗所での撮影をサポートするボタンイルミネーション

 「このカメラを開発するにあたって企画者、開発者から聞いたのは『前機種のD810に寄せられたお客様のニーズを真摯に入れ込む』という言葉でした。D850をお使いいただいたお客様からは、たくさんの声をいただいておりますが、『ここがダメだ』というのはなく、『全体的に使いやすく、高品質の画像を撮ることができる』という声が多いですね。結果として、バランスの良さですとか、お客様に喜んでいただける性能を盛り込むことができたと思います」(上村本部長)

 ニコンらしい、真摯で丁寧なモノづくりに加え、発売の前後に開催したファンミーティングも、D850の大ヒットに大きな役割を果たしたようだ。新製品発表会ではないニコンのファンミーティングは、初の試み。創立100周年を迎えた2017年、ユーザーへの感謝を表すイベントとして8月から11月の期間に全国7カ所で行われ、1万2000人を超える来場者で賑わった。発売前、あるいは、発売直後のD850を来場者が実際に手にして撮影できたほか、来場者がプロカメラマンに撮影してもらえる企画、往年の名機や米航空宇宙局(NASA)が宇宙で使用したスペースカメラの展示なども用意した。

 多くのニコンユーザーで賑わったファンミーティング(東京会場)

 多くのニコンユーザーで賑わったファンミーティング(東京会場)

 ニコンユーザーの間でカリスマ的な存在である後藤哲朗フェローによるニコンのカメラと宇宙事業を語るステージや、D850の開発担当者であるニコン映像事業部マーケティング統括部UX企画部長の北岡直樹氏による製品プレゼンテーションの際には、拍手や歓声が沸き起こるほどの熱気に包まれた。

 「100周年の年に開いたファンミーティングに、D850の発表が合わさり、ヒットする原動力になったと思います。お客様にニコンという企業の顔が見えるよう、商品企画責任者やレンズ設計者には、積極的に表に出てもらうようにしています。そのあたりはお客様に受け入れられているのかなと思います。ファンミーティングの告知にはSNSを最大限活用しまして、わたくしどもが想像していた以上に20代、30代、40代の方がいらっしゃいました。彼らもニコンFを使っていた世代のお客様と同じカメラ・写真熱をもっていまして、おのおのの愛機を手にお越しいただけました」(上村本部長)

 D850の開発秘話などを語るニコン映像事業部マーケティング統括部UX企画部長の北岡直樹氏

 D850の開発秘話などを語るニコン映像事業部マーケティング統括部UX企画部長の北岡直樹氏

 会場に用意されたメッセージボードには、祖父の代、父の代からニコンを愛用していますといった書き込みが目立ち、世代を超えて愛され続けているニコンのブランド力を印象づけた。さまざまなコンテンツを用意したファンミーティングは好評を博し、もともとニコンに愛着を持つユーザーのローヤリティーをさらに高めたようだ。 

 ファンミーティングに参加したユーザーの書き込みで埋まったメッセージボード

 ファンミーティングに参加したユーザーの書き込みで埋まったメッセージボード

 今回、D850スペシャルコンテンツを公開したのは、より多くの人にD850の魅力を伝えたい想いと同時に、現ユーザーにより愛着をもってもらいたいとの願いも込められている。

 上村本部長はD850スペシャルコンテンツを公開した狙いをこう話す。

 「D850は、テクノロジーをご評価いただいた賞、デザイン面でいただいた賞、お客様のご支持でいただいた賞とさまざまな賞を頂戴しました。ご購入を検討されている方にこういった実績をお見せした方がいいだろうという面と、すでにお使いいただいているお客様にとっては、ご自身の愛機が評価されているのはうれしいことではないか、との想いもあり、このようなコンテンツをつくりました」

 スペシャルコンテンツでは各種受賞履歴のほか、D850ユーザーのコメントや、優れた機能をインフォグラフィックを使ってわかりやすく説明している。このヒットはまだまだ続きそうだ。

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(提供 ニコンイメージングジャパン)

 (※注)「レンズ交換式デジタルカメラ」より「フルサイズ」を抽出。モデル別販売数量・金額シェア1位

全国有力家電量販店の販売実績集計/GfK Japan調べ