デキる男は住まいから

家事シェアしてもお互いイライラ? 妻が喜ぶ魔法の言葉でストレス軽減を (1/3ページ)

香村薫
香村薫

 女性の社会進出が増加したことにより「男性も家事や育児をする」という考え方が当たり前になりつつあります。その一方で6歳未満の子供がいる家庭の家事・育児関連時間(平成28年度総務省調べ)をみると妻が平均7時間34分、夫が平均1時間23分と大きく差が開いています。妻が常に疲れている…そんなご家庭もあるのではないでしょうか。そこで、今回は「妻のストレスが軽減する・喜んでくれる」魔法の言葉をご紹介いたします。(香村薫)

 魔法の言葉1:子供を連れて外へ出てこようか?

 平成30年内閣府の調査によると、妻の家事時間7時間34分のうち、その半分近くである3時間45分を育児が占めています。

 夫婦で洗濯や掃除などの家事をシェアするのもよいですが、最初のうちは慣れない家事にお互いイライラしてしまうもの。そこで、まずは率先して育児を担当してみてはいかがでしょうか。

 ここでポイントになるのが、“夫と子供が外出し、妻が家事に集中できる時間を作る”という点です。

 皆さんは「子供をみておくからカフェでも行ってきたら?」と言ったことはありませんか?この言葉、最初は嬉しいのです。ところがいざやってみると、急なフリータイムで「ひとり時間」を満喫するのは意外と難しいことに気づくでしょう。私自身、ストレス発散しなきゃ!と意気込むものの何をすればよいか分からず、自分だけが自由な時間をもらってなんだか悪いことをしているような気持ちになっていました。そして帰宅してみると、溜まった家事の山にため息が出てイライラが増してしまうことが多かったのです。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus