CAのここだけの話♪

日系CAとはここがちがう!? 外資系CAのリアルな海外生活、その“実態”は (1/4ページ)

山﨑愛音

 SankeiBizの読者の皆さんにだけに客室乗務員(CA)がこっそり教える「ここだけ」の話。第49回は東南アジア系航空会社でCAとして乗務2年目の山﨑愛音がお送りします。

 タイ在住、外資系CAの休日って? 華やかに見えるCAの生活の裏側とは…!? バンコク在住の駆け出しCA、山﨑愛音のリアルな休日をお伝えします。

まずは、睡眠

 フライトを終えて、ようやく2日間のオフ。家に帰ってまずやること…それは睡眠です。

 CAは体力勝負の仕事。ステイ先でしっかり寝ていてもフライト後は、やはり身体の疲れを感じるもの。私はフライト後は平均8時間ぐらい、たっぷり睡眠を取っています。家に帰って、お化粧を落とし、シャワーを浴びたら、ベッドにダイブ! がいつものコースです。

 飛行機の中は乾燥し、また気圧の変化が大きいので、意外と睡眠障害になるCAも多いのが現実です。そのため、アロマを焚いたり、ボディクリームやスプレーを欠かさず付けたり、部屋の加湿を徹底したりと、みな睡眠環境には気を使っています。私も、お水をたくさんたくさん飲んで着圧ソックスを履いて寝ています。

大量に溜まった洗濯と掃除

 ぐっすり眠って、目を覚ました後は溜まった洗濯物を片付けます。

 一度に何カ国か続けてフライトをするCAはホテルで洗濯をすることもあるようですが、私の場合は一カ国飛んでバンコクに戻ってくるためステイ先のホテルでは洗濯をしません。フライトの翌日は何回か洗濯機を回し、部屋の掃除をするのがルーティンです。バンコクはクリーニング代も日本と比べて安いので、よくクリーニングに出す方もいます。

BMI管理も仕事のうち 自宅のコンドミニアムで体力作り

 タイのコンドミニアムの良いところ、それはプールやジムなどが併設されているところです。コンドミニアムの住人なら、無料でいつでも利用することができます。私のコンドミニアムには、インフィニティプール、ジム、サウナ、屋上階にはガーデンがあります。

 CAは、勤務時間が不規則で、体に負担のかかる飛行機で仕事をするため、健康体が資本。そのため、多くのCAがジムやプールを利用して、体を鍛えています。副業として、ヨガのインストラクターやジムのトレーナーをやられているCAもいるぐらいです。また、私の会社では年に一度BMIチェックがあります。これをクリアしないと、フライトから外されてしまうのです。

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