平成最後の「桜の通り抜け」 大阪・造幣局、台風被害乗り越え

大阪市の造幣局で始まった「桜の通り抜け」を楽しむ人たち=9日午前
大阪市の造幣局で始まった「桜の通り抜け」を楽しむ人たち=9日午前【拡大】

 平成で最後となる大阪の春の風物詩「桜の通り抜け」が9日、大阪市北区の造幣局で始まった。南門から北門までの約560メートルに134品種338本の桜が並ぶ。15日まで。昨年9月の台風21号の強風により桜53本で枝が折れるなどし、うち18本は根元から倒れた。そのため新たに7本を植えた。今年の花には「紅手まり」を選んだ。

 この日は晴天に恵まれ、大勢の人でにぎわった。家族に会うため大阪を訪れていた埼玉県朝霞市のパート従業員女性(61)は「初めて来ましたが、桜がきれいで見応えがありますね」と顔をほころばせた。

 6月に大阪市で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議を念頭に大阪府警の警備犬2匹が現場出動。植え込みに不審物がないか警戒した。

 造幣局の桜は、太平洋戦争中と直後を除き1883年から毎年公開している。入場無料。