快適生活学

失敗しないUV対策 「スキマ」と「擦れ」に要注意

 10連休となる今年の大型連休も後半に入りましたが、旅行などを楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。暖かい日が続き、外で過ごす時間が増えるこの時期は、紫外線も気になりますよね。

 花王が女性を対象に行った調査では、「日焼け止めを塗ったのに、日焼けをしてしまった」と感じている人が9割を超えていることがわかりました。その原因は、日焼け止めの塗り方や量だけではありません。一つは、ウオーターベースタイプの日焼け止めを塗るときに、肌の凹凸に合わせてミクロレベルの「塗りムラ」や「スキマ」が発生すること。もう一つは、汗や擦れで日焼け止めがとれてしまうことです。

 日焼け止めの効果を得るには、正しい量と塗り方で、こまめに塗り直すことが大切です。外出前には、十分な量の日焼け止めをしっかり塗ります。特に、日焼けしやすい部分にはたっぷりと。少量ずつ手に取り、肌にムラなく均一に塗布します。重ね塗りすると、より効果的。塗り忘れが多い、耳や首、手足の甲は「うっかり日焼け」をしがちな部位なので注意しましょう。汗や水に強いウオータープルーフタイプの日焼け止めでも、たくさん汗をかいたり、タオルや服で擦れたりすると落ちてしまうことがあるため、およそ2、3時間ごとの塗り直しがおすすめです。

 高温多湿な日本の夏は、世界的に見ても厳しい環境といえます。これからの季節はますます汗をかきやすくなるため、汗や擦れに強く、過酷な環境にも耐えられる日焼け止めを選んでみるのもおすすめです。

 日焼け止めをしっかり塗って、太陽の下でもアクティブに楽しく過ごしたいですね。(花王 生活者コミュニケーションセンター)

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