効きの良い人と比べると、悪い人は「体脂肪率が高め」「皮下脂肪や肝臓の脂肪が多め」に加え「中性脂肪が多め」「日常生活の活動量が少なめ」といった特徴が判明した。
◆目指せ3キロ減量
「運動不足などで血糖の多くを受け入れる筋肉に脂肪がたまると、インスリン抵抗性が起こる。これが続くと膵臓が酷使され、インスリンの分泌自体が悪くなる悪循環に陥りやすい」。こう話す田村さんは、痩せた女性では筋肉が少なく脂肪がたまった人ほど高血糖のリスクが高いといった研究も発表している。
植木さんは「親族に糖尿病の人がいるなど遺伝的背景がある人は特に気を付けたい。若い頃より10キロ以上体重が増えた人も要注意」とし、予防として、「まず3キロの減量」を推奨する。
「皮下脂肪は“定期預金”、肝臓や筋肉の脂肪は“普通預金”です。たまりやすいが、取れやすい」。食事の改善と日常の活動、運動を組み合わせるのが望ましいという。