ヘルスケア

健康寿命延ばす土台できた 大阪・健都に国循移転 (2/2ページ)

 国循が移転にあたり公表した冊子には、小川久雄理事長がそう明記している。館内のセンターでは、企業などが最先端の施設を利用し、国循の研究成果を共有。革新的な技術や製品開発につなげ、吹田、摂津両市も連携する構えだ。

 ただ、健都には課題もある。目標である「国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)」の一翼を担う健都イノベーションパークには、医療機器メーカー「ニプロ」の進出が決定し、国立健康・栄養研究所(東京都)が移転の方針を決めたが、大部分の区画のめどが立っていない。

 健康寿命の延伸への青写真も示されていない。吹田市北大阪健康医療都市推進室の担当者は「国循などと協議する土台はできた」とするが、具体的な取り組みはこれからになる。

 張英壽(ちゃん・よんす) 平成29年7月から大阪府吹田市や摂津市など北摂地域を担当。健康や医療についてはあまり取材してこなかったが、国循の健都移転に伴う情報収集の中で、関心を持つようになった。

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