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途上国技術者が吹田の浄水所視察

 開発途上国7カ国の水道技術者たちが、大阪府吹田市南吹田の市水道部泉浄水所を視察した。一行は、活性炭などによる高度浄水処理の工程や、異物混入などを防ぐために施設の上部を覆っている繊維強化プラスチック(FRP)製のカバーなどを見て回った。

 泉浄水所は、淀川の水と地下水を高度浄水処理して水道水を製造しており、1日の処理量は約3万4千立方メートル。アフガニスタン、エジプト、エリトリア、インドネシア、イラン、リベリア、ルワンダから各1人が参加した水道技術者は、職員から処理工程、水質検査の方法などの説明を受けた後、施設を見学した。

 アフガニスタンの技術者は「日本の浄水処理の最新技術を学べ、ありがたい。一人一人に感謝し、母国での業務改善と問題解決につなげたい」と感想を話していた。

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