試合会場のビールは、スポンサーのビール大手「ハイネケン」が独占販売。売り上げを同会場で比較すると、サッカーの試合の6倍以上になるというデータもあり、国内でハイネケンを製造・販売するキリンビールは、大会期間中のハイネケンの販売目標を前年比の7割増に設定。6月から缶や瓶のデザインをW杯仕様に変え、盛り上げにも一役買う。
会場周辺では、ハイネケン以外のビールも含めて大きな商機となるが、組織委が懸念するのが品切れだ。過去の大会では、会場周辺の飲食店で次々とビールが飲み尽くされたこともあり、組織委は「品切れは最悪な事態」として、通常の4~5倍の消費を見越してビールを確保することを呼びかけている。
アサヒやサントリーなど国内大手も開催都市などで積極的な営業を展開しており、あるメーカーの担当者は「海外のファンにとっては日本のビールも大きな楽しみだと思う。品切れになればがっかりさせてしまうし、大きなチャンスを逃すことにもなる」と話す。
大会期間中は、会場周辺の飲食店が多くのラグビーファンでにぎわうだろう。坂田さんは「外国人の輪に入ってビールを酌み交わすのも一つの楽しみ方では」と話している。