灯りを準備しておく
非常時に備えて懐中電灯を用意しているお家は多いと思います。一人暮らしならまだしも、家族がいるご家庭だと、誰かが移動するたびに持ち出すことになるので、その間は部屋が真っ暗になってしまいます。
暗闇は恐怖心をあおりますし、そもそも懐中電灯のような光は目が疲れやすいもの。空間全体を照らす「ランタン」のような優しい光をご用意されるとよいでしょう。
そこでオススメなのがソーラーランタンです。充電の必要が無く、防水仕様なので昼間に庭先に置いておけば、夜は室内で8時間点灯します。これを災害時だけでなく日々の常夜灯に使うのがポイントです。
乳児がいるご家庭なら深夜の授乳時に覚醒してしまうことを防げますし、私の母は深夜のトイレにはランタンを持ち歩いて移動しています。
毎日使えば毎日充電することが習慣になるので、いざというときもストレスなく使うことができますね。
災害が起こると平常心ではいられないもの。普段から食べ慣れている食品、使い慣れているものを使えると、とても安心します。自宅が安全で安心できるよう、今すぐにできることから始めてみましょう。
【デキる男は住まいから】はライフオーガナイザーでミニマライフ.com代表の香村薫さんが、トヨタ自動車のグループ会社で学んだメソッドを家事に応用し、ビジネスパーソンが今すぐ実践できる「家事シェア」のノウハウなどを伝授するコラムです。更新は原則隔週月曜日。アーカイブはこちら