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「IMAX」 身近で特別な映像体験のブランディングとは? (3/4ページ)

秋月涼佑
秋月涼佑

 最新鋭スクリーンはビル6階分の高さ

 実際に池袋にあるグランドシネマサンシャインに行ってみました。池袋の繁華街のど真ん中と言って良い場所に開業した「キュープラザ池袋」内にオープンしており、入り口のある4階から最上階の12階まで、内装など映画の殿堂としてのこだわりが随所に見られ訪れる価値があります。

 中でも最上層を独占する『IMAXレーザー/GTテクノロジーシアター』のスクリーンはなんと国内最大となる高さ18.9m、幅25.8mと、ビル6階分という巨大さです。スクリーンに対して通常よりぐっと近く設置される座席は、より垂直に近く立ち上がっていてちょっとスタジアムのような壮観さです。もちろん映像も音響も期待を裏切らない圧倒的なものでしたが、印象的だったのはエンドロールの最後の最後まで誰も席を立たず、上映が終わりシアター内が明るくなっても私のようにIMAXシアターのあちらこちらをしげしげと眺めたり、スクリーンの大きさをあらためて確認する人たちがたくさんいたことです。そう、みなさん明らかにIMAXを特別な体験であることだと認識して来場されているのです。

 過去に私は、マニアックなほど映像にこだわることで有名なクリストファーノーランが監督し、全編の70%を高価なIMAXカメラで撮影(通常の上映では一般のフィルムで撮影した映画をアップコンバートする場合が多い)した「ダンケルク」を一般のスクリーンとIMAXで見比べたことがありますが、まったく違う映画と言って良いほどに違います。特に、画面の明るさは段違いで、画面が明るいということは暗い部分がつぶれずに再現されるということなのだと認識を新たにしました。

 ハイスペックスクリーンは音も重要

 そしてもうひとつハイスペックスクリーンで極めて重要な要素は音響に他なりません。もちろんIMAXの音響は映像のこだわりに負けず劣らないものですし、ドルビーシアターなども音へのこだわりはお墨付きです。

 最近では、「ボヘミアン・ラプソディ」や「アリー/スター誕生」など、ライブを映画館で楽しむようなエッセンスのある作品が増えました。爆音上映や手拍子や一緒に歌う応援上映などもチラホラと導入されています。

 映画館ならではの家庭では味わえない大音量、大迫力の音響を楽しめることも大きな魅力に違いありません。

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