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ラグビーW杯開幕まであと1週間、5Gで変わる観戦

 13日で開幕まで1週間となるラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、来春に本格運用が始まる第5世代(5G)移動通信システムを先行的に提供した新しい観戦サービスが導入される。試合会場にいるかのような臨場感たっぷりの映像を体験できるとあり、来年の2020年東京五輪・パラリンピックでも注目を集めそうだ。

 通信大手のNTTドコモは、W杯開幕戦となる20日の日本-ロシア(東京)と10月13日の日本-スコットランド(横浜)の2試合で、5Gを使ったパブリックビューイングを都内で開催する。5Gの通信速度は、現行の4Gと比べて100倍以上。超高精細映像の4K映像を遅延なく送信できる。

 400インチの巨大スクリーンのほか、275インチのスクリーンも用意。5Gで伝送された試合映像のほか、複数方向からのカメラ映像やリプレー映像なども映し出す。5G対応のスマートフォンを貸し出し、試合観戦しながら複数カメラで撮影された動画を手元で確認できる試みも行う予定で、すでに締め切った20日の試合には約300人の定員を上回る応募があったという。

 5Gスマホについては、全国の12会場のうち8会場で体験ブースが開設される予定。NTTドコモの担当者は、「高精細の映像を楽しめる上、試合中にリアルタイムで多くの情報を得ることができる」と、5G観戦の利点をPRする。

 このほかドコモでは、開催都市に設ける「ファンゾーン」(入場無料)や試合会場で、「ヘッドマウントディスプレイ」を着用して試合映像などをVR(仮想現実)で視聴できるコーナーも設置する予定だ。

 来春に5Gの本格運用が開始されれば、一般のスマホ端末でも同様のサービスが受けられるようになる可能性がある。会場にいなくても臨場感ある観戦が可能になるほか、会場にいても柱など構造上の問題で試合が見えづらい「見切れ席」などの問題解消につながることが期待されており、今回のW杯が東京五輪に向けた試金石になりそうだ。

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