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タピオカに「おじさん」は結局飛び付いたのか ブームの構造インスタ分析で迫る (2/3ページ)

 「派生ハッシュタグ」がブームを加速か

 一見他愛もない工夫にも見えるが、「派生ハッシュタグが増加しているのはブームが過熱している証。逆に、Instagram上のブームを加速させるきっかけにもなる」(AIQの担当者)。実際、18年7月以降に出現してきた派生ハッシュタグは3~4月に急激に数が伸び、7月には「タピ活」は約489万件、「タピオカ巡り」も約446万件にまでふくれあがった。「話題が話題を呼ぶ」SNS独特のバズり方として機能している可能性がある。

 ちなみに、7月~8月中旬の「タピオカ」やこうした派生ハッシュタグの投稿数を見ると、今のところは右肩上がりの傾向が続く。外的要因など読めない要素が多いものの、少なくともデータ上ではタピオカブームはまだ続きそうに見える。

 では、このタピオカブームは「誰」が支えているのか。AIQが独自のInstagram分析ツール「AISIGHT」で、7月中旬~8月中旬の「#タピオカ」投稿のユーザー層について分析したところ、10~20代女性が約7割を占めた。一方、30~50代の男性はわずか2.1%。若年層も含めた男性全体でも約1割と、属性に激しい偏りが出た。

 もともと女性のユーザー比率が高いとされるInstagramだが、最近では男性ユーザーの流入も進んでいる。ガイアックスが総務省やジャストシステムのデータから推計したInstagramの「主要SNSユーザー数データ」から計算すると、日本の10~60代のInstagramユーザーのうち30~50代男性の数は約26%となっている。

 以前、Twitter上で「タピオカ専門店におじさんがいるのを批判する女性」の話が炎上したことがあったが、アクティブユーザーの傾向などを差し引いても、「インスタを利用する中高年男性は、タピオカに実際に無関心か敬遠している」と言えそうだ。

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