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「中国向けに商機」、カルビーが京都工場の拡張検討

 カルビー(東京)の伊藤秀二社長は、京都工場(綾部市)の生産能力の拡張を検討していることを明らかにした。中国向けの輸出を想定し、スナック菓子「じゃがりこ」の生産を増強する方針という。

 京都府庁で西脇隆俊知事との懇談の場で述べた。伊藤社長は「中国人の方は京都が好きな方が多い」と語り、京都工場で製造した同社製品を中国向けに売り込み、収益力を高めるとした。

 同社の京都工場は平成11年7月に操業を開始し、スナック菓子「じゃがりこ」を生産。昨年は主に中国向けに輸出するシリアル食品「フルグラ」の生産棟が新たに稼働し、生産能力を高める設備投資を進める。

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