ヘルスケア

インフル患者、昨年同時期の4倍超 厚労省、ワクチン供給前倒し依頼

 厚生労働省は4日、全国約5千の定点医療機関から9月29日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数が4543人だったと発表した。1医療機関当たり0・92人で、前の週の1・16人を下回り、流行入りの目安となる1人を切った。一方、昨年同時期(1021人)の4倍超と例年より患者数が多いため、同省は4日、ワクチン製造メーカーなどに供給の前倒しを文書で依頼した。

 厚労省によると、1医療機関当たりの患者数が1人を超えたのは6県。沖縄が34・72人と突出して多く、鹿児島2・16人、佐賀1・69人と九州が多かった。前の週に1・06人だった東京都は0・96人に減ったが、学級閉鎖は、9月2日からの累計で40施設になった。

 インフルエンザは例年12月上旬に流行入りすることが多いが、今シーズンは9月に沖縄を筆頭に九州で患者数が急増した。

 医療機関では、今月1日からワクチンの接種を開始。厚労省によると、今シーズンのワクチン供給量は、昨年の使用量(2630万本)を上回る約2933万本を見込んでいる。同省健康課は「例年より流行入りが早い可能性に備え、メーカーや卸売業者は在庫分も医療機関に納入し、ワクチン不足を防いでほしい」と話している。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus