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ラグビー熱、W杯後もレガシーに 慶大OBがラグビーの魅力を語る (1/3ページ)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、日本が優勝候補のアイルランドに逆転勝ちする大金星をあげ、ラグビー熱が高まりをみせている。一方で国内の競技人口は減少傾向が続く。「肉弾がぶつかり合うラグビーの魅力を知ってほしい」。日本ラグビーのルーツ校、慶応大で黄金時代を築き、一般社団法人「慶応ラグビー倶楽部」専務理事を務める市瀬豊和さん(56)は、W杯の盛り上がりが、大会後も日本の“レガシー”として残ることを期待している。

 市瀬さんは昭和60年1月、全国大学ラグビー選手権の決勝戦で、当時3連覇を目指していた強豪、同志社大を最後まで追い詰めた慶大ラグビー部員の一人。ファンの間で「伝説の決勝」として今も語り継がれている。市瀬さんは「試合を見るために徹夜で並ぶ人もいた。会場の国立競技場には約6万人の観客が詰めかけた」と振り返る。

 栄光の時代を知る市瀬さんが語るラグビーの魅力は、団体スポーツの中でも最も多い15人で戦う肉弾戦。「普通なら逃げてしまうような屈強な相手に15人全員が攻め、そして守らなければチームが負けてしまう。全員がけがや命の危険を顧みずに戦うからこそ、不可能と思われることも可能にできる。それを体現したスポーツがラグビーだ」と力を込める。「こんなのけがのうちに入らない」と笑顔で披露してくれた小指は関節が曲がったままだ。

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