ライフ

種が気にならない小玉スイカ 奈良・橿原のメーカー開発 (1/2ページ)

 スイカの種を従来の4分の1程度に小さくし、種を気にせずに食べられる小玉スイカの新品種を、奈良県橿原市の種苗メーカー「ナント種苗」が開発した。今年の春から夏にかけて熊本県などで試験的に生産したところ、見事に成功。来年からの本格出荷を目指し、同社は9日、クラウドファンディングサービスを活用したPR販売を始めた。

 国内のスイカの作付面積は約30年前をピークに3~4分の1に減少。同社は、種が女性や子供の「嫌われ者」になって消費が敬遠される場面が多々ある-と分析。平成15年から、種が小さい品種の開発を続けてきた。

 この間、種なしスイカが市場に出回るようになったが、こちらは単独では受粉できず、別の株を必要とすることから栽培の手間がかかり、高値となっている。

 「ピノ・ガール」と名付けられた新品種は甘さ、食感ともに上々。昨年11月、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催されたイベント「野菜・果物ワールド」で、来場者747人に試食してもらったところ、94%が「種を気にせず食べられた」と回答した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus