台風19号

大雨影響で「山梨-東京」の交通寸断続く 往来は静岡経由のみ

 台風19号による大雨の影響で、山梨県と東京を結ぶ中央自動車道、国道20号、JR中央線は14日も寸断されている。往来は主に静岡県を経由するしかなく、物流などに障害が出ている。

 中央道は東京、神奈川都県境の小仏トンネル付近の土砂崩落のため、大月インターチェンジ(IC)-八王子IC間で通行止め。国道20号は橋が崩落する恐れがあるため大月市内で通行ができない。JR中央線は土砂の流入で大月-高尾間で運休している。

 JR身延線が14日の始発から運転を再開したため、静岡駅から東海道新幹線などを利用して東京に行くことができるようになった。車は河口湖、山中湖から御殿場IC(静岡県御殿場市)経由で東名高速に出るルートがあるが、渋滞することがある。

 山梨県は平成26年の記録的大雪で孤立状態になったことがある。

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