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現場では“おっかなびっくり!?” 美術館での「撮影OK」日本で広がる (2/2ページ)

 それでも、来場者は「鑑賞されている方にお邪魔じゃないか」「シャッター音が失礼にならないか」と心配そうな様子。どことなく気まずく「自主規制」しがちになるという。

 イメージの手助け

 ツイッターの投稿では、この写真は撮影可能だった、ということわりを書き込んでいるものがほとんど。撮影する側も展示する側も、「トラブル」を恐れておっかなびっくりという状態が続く。

 新谷さんによると、来場者アンケートをとると、なかには、撮影が鑑賞のさまたげになるという声もあるという。ただ、新谷さんは撮影を歓迎している。「『ラファエル前派』と聞いても作品がイメージできない人たちにはSNSがその手助けになる。せっかくのこうした撮影機会を、ぜひ活用してほしい」と話している。

 「ラファエル前派の軌跡展」は12月15日まで。

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