デキる男は住まいから

そのラベリングで伝わってますか? お父さんの協力で「見える化」をひと工夫 (1/2ページ)

香村薫
香村薫

 ラベリングという見える化

 いまや、よく目にする《片づけテクニック》。その中でもひときわ目を引くのが「ラベリング」ではないでしょうか。片づけでよく言われる「ラベリング」とはラベルライター(もしくは専用シール)を使って中に入っているモノの名前を書く、というものです。

 もしかすると、少しでも見栄えをアップさせるために「容器を統一」したり、「ラベルの文字を英語で表記」するという方もいらっしゃるかと思います。

 恥ずかしながら、片づけのプロである私も以前はこのワザを家じゅうに使っていました。全てはインスタ映えを狙ってのことです。

 すると、こういった問題に直面しました。

 調味料のラベリングの中にある「SWEET SAKE」。実際は「みりん」なのですが、私以外の誰にも伝わりませんでした。

 他にも、例えば「Laundry」というラベリング。洗濯用の洗剤やブラシを入れていたのですが、この英単語にそれほど馴染みがない人にすれば、一体何が入っているのか伝わりにくいですよね。こちらも「あれ、どこにあるの?」と聞かれることがよくありました。

 こういったラベリングをしているご家庭。実は多いのではないでしょうか? お母さんからするとせっかくラベルを貼っているのに「どこ?」と聞かれるたびにイラっとしているはずです。

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