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「日本にできれば働きたい」カジノで働く日本人 “大使”ベッカム氏にも質問 (2/2ページ)

 VIPを接遇

 カジノの中でも特上の客(VIP)を接遇しているのが佐藤恵介さん(47)=横浜市出身=だ。VIPルームでは、最低かけ金が500シンガポールドル(4万円)。最高は75万シンガポールドル(6000万円)にもなる。

 「IRは横浜に注目している。出身地に戻れるなら願ったりかなったり。日本にできるのを目の当たりにしたい」

 ハワイの大学を卒業後、日本に戻ってツアーコンダクターとして就職。不動産会社などを経て横浜のビリヤード店の店長になった。サンズでは5年目になる。

 「ゲームやエンターテインメントに興味があった。いいチャンスに恵まれ、迷わず飛び込んだ。お客さんなど、人との関わりがすごく面白い」とその魅力を語る。

 一方で、日本の“カジノアレルギー”に関しては、「シンガポールでも日本人の客が増えた。実際にやってみてイメージが変わってきているのでは。言葉でどうこうよりは一度見てもらうのが最短だ」と話した。

 「スーパースター」が語る東京五輪

 今回のシンガポール取材では、「スーパースター」にインタビューする機会にも恵まれた。サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカムさん(44)だ。

 サッカー・ワールドカップ(W杯)に通算3回出場し、2013年に現役引退。正確無比な右足のキックと端正なマスクで「ベッカム・フィーバー」を巻き起こしたのは記憶に新しい。

 現在は国連児童基金(ユニセフ)の親善大使を務めるなど、世界を飛び回る生活を送っており、マリーナベイ・サンズを運営するIR運営大手ラスベガス・サンズのブランド大使を務めている。

 産経新聞を含む複数メディアのインタビューに応じたベッカムさん。せっかくなので、IRではなく来夏に迫った東京五輪・パラリンピックについて質問を投げかけると、魅力的な笑顔を浮かべ「レガシー(遺産)をつくることが大事」と語った。

 「五輪がある間だけが興奮する時期ではない。その後も続けることができる。大会期間中は、日本がどういう所か、東京が何をもたらせるか、ショーケースのような時期になる」と強調。その上で「大会後が心配なのは分かるが、レガシーを次に何に使うか、次の世代に何ができるかを考えるべきだ」と促した。

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