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すす払いですっきり迎春 京都・東西本願寺

 1年間にたまったほこりなどを落とす年末恒例の「すす払い」が20日朝、京都市下京区の西本願寺と東本願寺でそれぞれ行われ、新年を迎える準備が整えられた。

 西本願寺では、午前7時ごろから御影(ごえい)堂や阿弥陀堂で作業を開始。割烹(かっぽう)着にマスク姿の門徒ら約600人が両手に持った竹の棒でバチバチと畳をたたくと、ほこりが舞い上がり、大きなうちわで堂外にあおぎ出していた。今年16回目の参加という山元庸子さん(77)=滋賀県草津市=は「阿弥陀さんへの感謝の気持ちを込めた。来年みんながいい年を迎えられるように」と話した。

 また、東本願寺の阿弥陀堂などでも午前9時過ぎ、全国から集まった門徒ら200人が作業を行った。

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