がん電話相談

Q:尿管がんの肺・リンパ節転移 次の治療法は? (1/2ページ)

  70代の男性です。平成29年、尿管がんと診断され、腎臓・尿管の摘出手術を受けました。抗がん剤治療を始めたところ、途中で肺転移が見つかり、肺がんなどに保険適用になった免疫治療薬「キイトルーダ」の投与を受けました。さらに放射線治療も行いました。今後の治療はどのようにすればいいでしょうか。

  抗がん剤はどのような薬でしたか。

  抗がん剤はゲムシタビンとカルボプラチンの併用です。副作用がかなりきつく出ました。

  カルボプラチンは有効性の面でシスプラチンという薬剤より劣りますが、片方の腎臓を摘出したということですので、腎機能障害の少ない薬剤が選択されたのでしょう。

  抗がん剤は昨年末から今年にかけて、ゲムシタビンとパクリタキセルの組み合わせでも受けました。来年からは抗がん剤の種類が4種類になるとの話も主治医から出ています。

  今後の治療では他の抗がん剤投与も考えられますが、最初の2剤併用療法で副作用がきつかったこと、また年齢が70代ということですので、体力的に厳しいかもしれません。

  副作用がもっとひどくなるかと心配です。

  肺転移に対する免疫治療薬キイトルーダの効果はいかがでしたか。

  肺転移は消えたと言われました。キイトルーダの投与は29年に4回ほどです。2、3週ごとに投与を受けました。しかし、甲状腺障害が起きて、投与を停止しました。

  キイトルーダはすべてのがん患者さんで効果が出るわけではないので、効いたことは良かったですね。この薬は免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」と同じような作用機序(仕組み)です。免疫細胞(リンパ球)の攻撃をブロックする機序をがん細胞から外し、自分の免疫力でがん細胞を攻撃できるようにします。ただし、抗がん剤とは異なる免疫関連の副作用が出るケースがあります。あなたの場合は甲状腺障害ですね。

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