ヘルスケア

チョコを食べるなら14~16時 避けるべき組み合わせとは (1/2ページ)

 チョコレートを食べても太りにくい時間帯がある。ジャーナリストの笹井恵里子氏は「脂肪をため込む働きがある「BMAL1(ビーマルワン)」と呼ばれるタンパク質がある。午後2時から4時ごろにかけてピーク時の80分の1に減るので、体重が気になる人はその時間帯に食べると良い」という。

 チョコレートを食べても「太りにくい時間」がある

 チョコレートは健康や美容に良い影響を与えるものの、食べ過ぎると肥満になったり身体の冷えを促進したりする。

 厚労省の食事摂取基準による大人の間食200キロカロリー/日の適量を守りたい。しかし、どうしても糖質たっぷりのミルクチョコレート、高カロリーチョコが食べたい時には“太りにくい時間”を選ぶといい。

 近年注目を集めているのが、脂肪をため込む働きがある「BMAL1(ビーマルワン)」と呼ばれるタンパク質だ。体内時計をコントロールする機能を持つ「時計遺伝子」の一種で、脂肪の蓄積を促す働きがあることが知られている。

 本来脂肪は、栄養不足に陥った時に体を餓死から守るために必要なもの。食が貧しい時にはBMAL1が重宝するが、飽食の現代では肥満の原因となり、あまり歓迎できない存在だ。

 食べるなら午後2時~4時ごろがオススメ

 実は体内のBMAL1の量は一日のうちで増減することを知っておきたい。その働きを解明した日本大学薬学部の榛葉繁紀教授が説明する。

 「量が最も減るのは午後2時から午後4時ごろにかけて。ですからこの時間の間食は脂肪になりにくいといえます。反対にBMAL1の量が増えるのは午後10時以降から深夜2時ごろ。最も少ない時間帯に比べると80倍にもなり、同じ物を食べても、遅い時間に食べると太りやすいのです」

 脂肪が気になる人は、夜間にチョコをパクパク食べることだけは控えよう。

 しかしチョコそのものは、さまざまな健康効果があり、日々継続して摂取したい食品の一つである。さまざまな研究結果からその具体的な健康効果、またチョコの種類の選び方をひもといていきたい。

 体をサビつかせないチョコレートの抗酸化作用

 チョコレートには、カカオ豆(カカオの樹の果実の中にある種子)が原料に使われている。カカオ豆を発酵・乾燥し、焙炒・粉砕後にシェル(皮)とジャーム(胚芽)をのぞいて得られるものがカカオニブ(胚乳)であり、これを磨砕してできるペースト状のものを「カカオマス」という。

 カカオマスを圧縮してココアバターを取り除いた残りを粉末化したものが「ココアパウダー」、これに適量のココアバター、糖分や香料などを加えたものが「チョコレート」だ。カカオ豆には、アンチエイジング効果が高いポリフェノールがたっぷり含まれ、体内の「酸化」を抑える働きがあることがわかっている。

 酸化とは活性酸素によって体が“サビる”こと。もともと私たちの体にも酸化を抑える機能が備わっているのだが、強いストレスや喫煙などによってあまりに大量に活性酸素が発生すると、処理が追いつかない。特に40代以降になると、活性酸素を処理する働きが低下する。意識して抗酸化作用のある食べものを取ることが大事なのだ。

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