教育・子育て

TOEIC、新型肺炎拡大うけ3月上旬の公開テスト全国で中止 18万人受験予定

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、英語検定試験「TOEIC」を運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は26日、3月1日と同8日に計18万人以上が受験予定だった公開テストについて、全会場で実施を取りやめると発表した。これ以降のテストに関しては、今後の状況を踏まえ対応を決めるという。

 3月8日には、同協会で最も受験者が多いテスト「TOEIC L&R」の実施を予定。全都道府県にある計263会場で、約18万6000人が申し込んでいた。同1日には初級、中級者向けの「TOEIC Bridge S&W」を予定し、東京都、愛知県、大阪府の計6会場で、約130人が受験予定だった。

 受験予定者には、「TOEIC L&R」は今年5月以降、「TOEIC Bridge S&W」は今年6月以降のテストへの振り替えを案内する。進学や受験のためにスコアを必要としていた人には、申し込みしていたことの証明書を発行する。

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