ヘルスケア

クラスター発生疑いの北見の展示会、1人が発熱で参加

 新型コロナウイルスの感染者集団(クラスター)の発生が疑われている北海道北見市の展示会をめぐり、感染が確認された参加者のうち1人が、参加した時点で発熱の症状があったことが道の調査で分かった。

 同市内では、2日までに10人の感染が確認されている。このうち展示会に参加していない感染者1人が、参加者から感染したと推測されることも分かった。

 この展示会は北見市内の貸会場で2月13~15日に開催。これまでに北見市や札幌市からの参加者計10人の感染が判明している。会場関係者によると、約700人が参加したとみられる。

 北見保健所によると、15日からすでに2週間以上が経過しており、今後この会場で感染する可能性は低いという。

 同保健所は今後の推移について(1)新たな患者の発生がなく終息(2)患者や家族など限られた範囲の感染で終息(3)診断されていない感染者が新たな感染源となり次の集団発生-の3段階を想定し、対策を急いでいる。

 厚生労働省によると、国が一括して買い取るマスクは、北見市や人口に占める感染者の割合が高い北海道中富良野町に最初に配布される。

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