新型コロナウイルスの影響で、自宅で長い時間を過ごす方は多いのではないでしょうか。世界中が暗い雲の中に包まれたような気分になっている今だからこそ、部屋の中を居心地のいい空間に模様替えしてみませんか。
(1)好きな柄や色の壁紙を貼る
最近では、初心者でも簡単に貼ったりはがしたりできるシール状の壁紙が売っています。部屋の全部の壁紙を貼るのは大変ですが、一面だけおしゃれな壁紙を貼ることで、部屋のイメージを大きく変えることができます。初めて挑戦するなら、トイレの壁の一面を明るいアクセントカラーにするのもいいでしょう。
(2)間接照明を置く
日本は欧米に比べると、直接照明の部屋がほとんど。しかし、暖色系の電球色は癒やしやリラックスを表現する照明です。リビングやベッドルームにフロアスタンドやテーブルライトを設置することで、部屋の光の照度を上げ、視線が集まるポイントにもなります。特にテーブルライトは手軽に移動できます。空間に奥行きを与え、アクセントにもなるので、部屋のイメージを変えるのに便利です。
(3)香りを置く
部屋を変えなくても、香りを使えば気分が変わる効果が期待できます。特に柑橘(かんきつ)系の香りを選ぶと気分がスッキリして前向きになれるかもしれません。
(4)片付けと掃除
快適な暮らしのためには、片付けと掃除は避けられません。壁紙の張り替えも照明も香りも、掃除をしてこそ有効な手段。
こんな時だからこそ、部屋の模様替えをしてみませんか?
(日本ホームステージング協会 杉之原冨士子)