ヘルスケア

小学生の女児ら感染 川崎市で8人

 川崎市は1日、同市宮前区に住む10歳未満の小学生の女児が新型コロナウイルスに感染したと発表した。10歳未満の感染確認は神奈川県内で初。

 市によると、女児は、26日に発熱し、鼻づまりなどの症状を訴え、31日に陽性が判明した。父親の40代男性が28日、県外で検査をして陽性が確認されたため、家族を検査したところ、女児の陽性が判明した。市は、女児が父親から感染したとみている。女児は市内の小学校に通っているが、春休み中のため登校はしていないという。

 また、川崎市は同日、この女児を含む計8人の新たな感染を公表した。女児のほかに感染が判明したのは、川崎区の30代男性=会社員▽高津区の40代男性=同▽幸区の30代女性=無職▽同区の60代女性=看護師▽中原区の50代男性=会社員▽宮前区の20代女性=看護師▽幸区の50代男性=会社員-の7人。

 このうち、会社員の30代男性と40代男性は、発症前に東京都内の複数のライブハウスを訪れていたという。また、看護師の60代女性は県内の医療機関に勤務していたが、23日にせきや発熱の症状が出たため、それ以降は出勤していなかった。同じく看護師の20代女性は、市内の別の医療機関に勤務。24日に発熱したが、28日まで勤務し、31日に陽性が判明した。市は、これらの感染者の濃厚接触者や行動歴を詳しく調べていくとしている。

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