教育・子育て

「新しい学び」保護者の認識14% 小学生保護者、関心二分

 今春から全面実施される小学校の新学習指導要領は、教員が一方的に教える授業を転換し、子供自身の「主体的・対話的で深い学び」を理念に掲げている。この内容を認識している保護者は14・0%にとどまっていることが2日、塾大手の公文教育研究会による調査で明らかになった。

 内容は知らないものの改定は把握している人が43・5%いた一方、改定自体を知らない人は半数近い42・6%を占めた。同社は「保護者の興味、関心が二分化しているのではないか」と指摘している。

 調査は2~3月、小学1~3年生の子供を持つ世帯の母親1千人と、父親800人を対象にインターネットで行った。

 子供が家庭でゲームをする時間の実態も経年で把握。1日のうち「全くない」の20・0%、「30分未満」の22・7%はともに前年の調査より減少した一方で、「30分以上」の50・0%は増加していた。

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