埼玉県は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い5月6日までとしていた県立学校の休校を同31日まで延長すると発表した。県内の市町村に加え、私立校にも同様の休校延長を要請する。特別支援学校はやむを得ない事情がある場合のみ、児童や生徒の受け入れを継続する。
県によると、今後、全ての県立高校が動画投稿サイト「ユーチューブ」で授業を配信し、学習を続けられるようにする。授業時間の不足分は再開後の土曜授業や夏休みの短縮で補う。
県の対策会議後、大野元裕知事は県営公園の遊具を使用禁止にしたと記者団に明らかにした。休校を含め外出を減らした効果はあったものの「封じ込めにはまだまだ足りない」と述べた。